ただの虫好きの日記

主に山口県東部でコウチュウやザトウムシ、アリやコナジラミなどを採集して遊んでいます。連絡先⇒kawaanago0305@yahoo.co.jp

KISHIDAIA 144号

東京蜘蛛談話会のKISHIDAIAへ以下の2本の報告を掲載いただきました。

 

辻 雄介・岩田泰幸(2019)埼玉県におけるアズマオオヒラタザトウの記録.Kishidaia,114:33-35.

埼玉県2例目と思われるアズマオオヒラタザトウムシを報告いたしました。

これまで写真などでは紹介されていなかったと思われる、亜種との区別点も掲載いたしました。

 

現在、本土部に生息するオオヒラタザトウムシLeiobunum japanese (Müller 1914)は下記の2亜種に分けられているようです。

・アズマオオヒラタザトウムシLeiobunum japanense japanese (Müller 1914)(基亜種で、主に東日本に分布)

・オオヒラタザトウムシLeiobunum japanense japonicum (Suzuki 1940)(主に西日本に分布)

種としてはオオヒラタザトウムシという和名が使われているのですが、基亜種ではなく亜種にオオヒラタザトウムシという和名が使用されています。

 

本報では、下記の通りに記述しました。

・アズマオオヒラタザトウムシ(東日本亜種)Leiobunum japanense japanese (Müller 1914)

・オオヒラタザトウムシ(西日本亜種)Leiobunum japanense japonicum (Suzuki 1940)

 

 

辻 雄介・中村 涼(2019)千葉県におけるザトウムシ目(クモ綱)2 種の記録.Kishidaia,114:31-32.

千葉県からアズマオオヒラタザトウムシとゴホントゲザトウムシを初記録しました。

なお、後者は鶴崎(2015)の分布図上では2地点にプロットされており、生息は知られていました。

また、本報では本種の分布を本州(伊豆半島以西)としておりますが、少なくとも栃木県や神奈川県,東京都などからも採集されているようです。ですが、栃木県や神奈川県、東京都からの正式な報告を筆者の力では見つけることができなかったため、本報では鶴崎・鈴木(2015)に掲載されている分布を採用いたしました。

 

 

校閲いただいたK様に深く感謝を申し上げます。

 

 

 

 

ホシザキグリーン財団研究報告 22号

ホシザキグリーン財団さまの研究報告に下記の短報を掲載いただきました。

 

辻 雄介(2019)島根県西部で採集したタマキノコムシ科.ホシザキグリーン財団研究報告,22:245-246.

 

 

島根県西部でFITにより採集されたタマキノコムシ科を、お世話になっているF様に同定していただき、その結果を報告いたしました。

設置期間は2週間でしたが、採集された種は11種で、うち6種は島根県から初めての記録となると思われます。

調査の機会をいただいたH様・K様、ご同定いただいたF様に厚くお礼を申し上げます。

かめむしニュース 57号

カメムシ研究会の、かめむしニュースに下記の短報を掲載いただきました。

 

辻 雄介(2019)セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシの山口県岩国市からの記録.かめむしニュース,57:13.

 

県内のアブラムシ類の目録を作成する過程で、セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシの具体的なデータを伴った正式な記録が県内から見当たらなかったので報告をいたしました。

なお、1990年代から本県に侵入していることは山口大学におられた故・浜崎先生の私信として、Otake(1999)や昆虫と自然の誌上(文献名わすれました)の論文のイントロなどで紹介されています。

月刊むし 574号

月刊むし574号に下記の短報を掲載いただきました。

 

辻 雄介・相本篤志(2018)山口県におけるハバビロドロムシの記録.月刊むし,574:13.

 

県東部でサトウナミザトウムシを探していた時、副産物としてハバビロドロムシをいくつか採集しておりましたので、県初記録として報告いたしました。

 

月刊むし 576号

月刊むし576号に下記の短報を掲載いただきました。

 

島袋春香・辻 雄介(2019)山口県におけるシラキトビナナフシの追加記録.月刊むし,576:55.

 

山口市で採集したシラキトビナナフシを報告しました。

県内では三好の岩国市に次ぐ記録と思わます。

 

蟻 39号

 

日本蟻類研究会の蟻に報文を掲載していただきました。

 

辻 雄介(2018) 高知県の民家におけるアワテコヌカアリの記録. 蟻, 39: 14-17.

 

アワテコヌカアリは実家で昔から大発生していた蟻です。

アリには昨年から興味を持ち始め、帰省した時に採集して同定を試みると本種でした。
ちょうど前年の同誌にHさんによる愛媛県からの報告があったので、四国2例目として報告をしました。

 

これまでの被害や発生場所について記述し、帰省時に私の車の中に大量に侵入して気付かずに運んでしまった、ということも猛省しながら記述しました。

その後、実家周辺を調査しましたが、他の生息地は見つけられていません。

 

山口県では萩市の工場から記録がありますが(辻, 2018)、侵入だけで定着は確認されていません。
もし山口県内で、家の中に小さくて白っぽいアリがいる、という方は宜しければご一報ください。

 

県内のアリ情報を収集しており、本種でなくともアリであれば可能な限り同定しますので、お気軽にどうぞ。

 

 

岩国市某所のアカサビザトウムシ

山口県岩国市某所で同所的に同時期に得られるアカサビザトウムシ。


f:id:kawaosamushi:20180901114626j:imagef:id:kawaosamushi:20180901114553j:imagef:id:kawaosamushi:20180901114545j:image

中間もいるので交雑帯な気がします。

ここ以外の県東部では3枚目のクロオビ型しか採集したことがありません。

 

 

 

 

 

山口県がタイプロカリティのコウチュウ目①

コウチュウ類は文献は少しは集めているのですが、多過ぎてほとんど入力できていません…。なので①としました。

並びははちゃめちゃです(近い内に整理します)。

シノニムになってる場合は()内に現在の学名を示しました。

また、不明なものは今回は保留にしています。

 

オオニセヒゲブトハネカクシ Hoplandria convexa Weise, 1877
ホソセスジヒゲブトハネカクシ Aleochara trisulcata Weise, 1877
ツヤケシヒゲブトハネカクシ Homalota variolosa Weise, 1877(Emplenota fucicola Sharp, 1874)
ヒゲナガヒメハネカクシ Homalota Hilleri Weise, 1877(Psammostiba hilleri (Weise, 1877))
オチバハネカクシ Homalota clara Weise, 1877(Brachida clara (Weise, 1877))
ミツバキノコツヤハネカクシ Gyrophaena triquetra Weise, 1877
クロチビマルハネカクシ Erchomus scitulus Weise, 1877(Coproporus scitulus (Weise, 1877))
ツヤヒメキノコハネカクシ Conosoma tristiculum Weise, 1877(Sepedophilus tristiculus (Weise, 1877))
ニセヤマトマルクビハネカクシ Tachinus obesus Weise, 1877
ハスオビキノコハネカクシ Bolitobius irregularis Weise, 1877(Lordithon (Bolitobus) irregularis (Weise, 1877))
カタモンハネカクシ Hadrotes Hilleri Weise, 1877(Liusus hilleri (Weise, 1877))
ヒメキバネセスジハネカクシ Oxytelus iners Weise, 1877
アカチャセミゾヨツメハネカクシ Homalium tenue Weise,1877(Omalium tenue (Weise, 1877))
トサフサヒゲアリヅカムシ Batrisus antennatus Weise, 1877(Trisinus tosanus Nomura, 1991)
ナガオノヒゲアリヅカムシ Bythinus subseriatus Weise, 1877(Bryaxis subseriatus (Weise, 1877))
ミスジヒゲカタアリヅカムシ Tmesiphorus costatus Weise, 1877
クロモンシデムシモドキ Arimimelus lebioides Kraatz, 1877(Trigonodemus lebioides (Kraatz, 1877))
ヒレルチビシデムシ Catops hilleri Kraatz, 1877
クリバネチビシデムシ Catops pusillimus Kraatz, 1877(Micronemadus pusillimus (Kraatz, 1877))
ニセセグロヒラタケシキスイ Epuraea hilleri Reitter, 1877
マルキマダラケシキスイ Stelidota multiguttata Reitter, 1877
ヒレルコキノコムシ Mycetophagus hillerianus Reitter, 1877
ハネミジカキクイムシ Xyleborus brevis Eichh, 1877(Xylosandrus brevis(Eichhoff, 1877))
ハギキクイムシ Xyleborus glabratus Eichhoff, 1877
ヤマトケシマグソコガネ Psammobius japonicus Harold, 1878(Leiopsammodius japonicus (Harold, 1878))
カタモンコガネ Phyllopertha conspurcata Harold, 1878(Exomala (Taxipertha) conspurcata (Harold, 1878))
キイロカミキリモドキ Xanthochroa hilleri Harold, 1878(Nacerdes hilleri (Harold, 1878))
アミダテントウ Scymnus tricolor Harold, 1878(Amida tricolor (Harold, 1878))
ツキワマルケシキスイ Strongylus literatus Reitter, 1878(Cyllodes literatus (Reitter, 1878))
ヒメホコリタケシバンムシ Caenocara rufitarse Reitter, 1878(Caenocara rufitarse (Reitter, 1878))
ハレヤヒメテントウ Scymnus hareja Weise, 1879(Pseudoscymnus hareja (Weise, 1879))
ツマアカヒメテントウ Scymnus dorcatomoides Weise, 1879

チョウシュウヒメクチキムシ Mycetochara (Ernocharis) tanakai Akita & Masumoto, 2016

ジャクチサンヌレチゴミムシ Patrobus jakuchiensis Habu, 1977

カオルコミズギワゴミムシ Tachys kaorutanakai Habu, 1977

山口県がタイプロカリティのムカデ・ヤスデ①

同定などはサッパリですが、県内の標本が使用された記載論文が手元にいくつかありましたので、せっかくなのでまとめてここに公開します。

配列はめちゃくちゃです。

 

ムカデ綱Chilopoda

イシムカデ目Lithobiomorpha

イシムカデ科 Lithobiidae

ナガトヒトフシムカデLithobius caecigenus (Miyosi,1956)

 ホロタイプは1♀。

 記載時はMonotarsobius属だったけどもLithobius属の亜属になった様子。

 山口県美祢郡 姫山がタイプ産地。秋吉台の姫山の穴と判断した(と思うレベルなので教えてくだされ…)。

 山口県で姫山というと山口市の姫山が有名らしい。けども美祢郡じゃないし、上野俊一博士採集なので洞窟の方と判断しますた。

 

オオムカデ目Scolopendromorpha

アカムカデ科Scolopocryptopidae

ナガトケアシアカムカデ(現在はケアシアカムカデのシノニム?)Otocryptops capillipedatus inouei Miyosi, 1956(現在はScolopocryptops capillipedatus Takakuwa, 1936のシノニム?)

 論文は見れていないけども、おそらくシノニム。

 タイプ産地は山口県長門峡長門峡山口市萩市の県境。他に秋芳洞の周り、下関市の標本が使われている。

 

ヤスデ綱Diplopoda

オビヤスデ目Polydesmida

オビヤスデ科Polydesmidae

エトウオビヤスデEpanerchodus etoi Miyosi, 1955

 秋吉台秋芳洞がタイプ産地。

 高知女子大学石川重治郎先生達によって採集された標本がHolotypeとAllotypeに指定されている。

 和名および学名は、記載者の三好先生が本種の採集に来られた時に案内をされた恵藤一郎氏に献命された。

 九州から亜種が記載されている。

 

Haplodesmidae

キレコミヤスデRhypidopeltis sinuata (MIyosi, 1958)(記載時はRhipidopeltis sinuata Miyosi, 1958)

 秋吉台の狸穴がタイプ産地。

 森川国康(愛媛大学)先生が採集した標本がHolotype。

 

ババヤスデ科 Xystodesmidae

ホシデアマビコヤスデRiukiaria semicircularis hosidei (Miyosi, 1952)(記載時はRhysedesmus semicircularis hosidei Miyosi, 1952) 

 萩市がタイプ産地。

 山口大学寄生虫の研究をされていた星出兵馬先生が採集された標本を基に記載された。

 

タマヤスデ目Glomerida

タマヤスデ科Glomeridae

ウエノタマヤスデHyleoglomeris uenoi Miyosi, 1955

 美祢市秋芳町別府 百合野の穴がタイプ産地。

 採集者は魚住政二氏。

 

ツムギヤスデ目Chordeumatida

ホラケヤスデ科Speophilosomatidae

アキヨシホラケヤスデSpeophilosoma akiyoshiense Miyosi, 1958

 秋吉台の狸穴がタイプ産地。

 上野俊一先生が採集した標本が使用されている。

 

ホタルヤスデ科 Mongoliulidae

ヒメヤスデ目Julida

ナガトリュウヤスデSkleroprotopus ikedai Takakuwa, 1940

 秋吉台 大正洞がタイプ産地。

 池田美成氏が採集した標本が使用されてる。池田氏山口県でご活躍された植物屋。

 

 

他にトゲサキアマビコヤスデRiukiaria uncata (Haga, 1968)という種が山口県美祢市長門市?)渋木の標本を基に記載されている様子(BITTZU氏、情報感謝です)。記載論文を見ていないので、ここには載せていません。

筆者は完全に門外漢の素人ですので、間違いのご指摘や他にもいるよー!など、ぜひご教示下さい。よろしくお願い申し上げます。

 

 

参考文献

三好保徳. (1952). 日本産倍足類及び脣足類の分類學的研究縦 4. ババヤスデ科の 1 新種と 1 新亞種. 動物学雑誌, 61(9): 281-282.

三好保徳 (1955) 日本産倍足類及び脣足類の分類学的研究縦 13. ヤスデの 2 新種について. 動物学雑誌, 64(6): 186-187.

三好保徳. (1955). 日本産倍足類及び唇足類の分類学的研究 14縦 イシムカデの 1 新種とヤスデの 2 新種. 動物学雑誌, 64(8): 267-270.

三好保徳(1956) 日本産倍足類及び脣足類の分類学的研究 : 17.エカドルヤスデ科の1新屬とヒトフシムカデ属の1新種. 動物学雑誌, 65(8): 311-314.

三好保徳 (1956) 日本産倍足類及び脣足類の分類学的研究縦 18. クビヤスデ科の 1 新属とアカムカデ属の 1 新亜種. 動物学雑誌, 65(8): 315-318.

三好保徳. (1958). 日本産倍足類及び脣足類の分類学的研究: 25. 秋吉台方面から得られたヤスデの 2 新種. 動物学雑誌, 67(10): 297-300.

Takakuwa, Y. (1940). WEITERE SKLEROPROTOPUS-ARTEN (DIPLOPODA). Annotationes Zoologicae Japonenses, 19(4): 289-293.

高桑良興・高島春雄 (1949) 華北山西省産多足類. 蜘蛛学雑誌, 11(3), 51-70.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山口県のクサカゲロウ科・ヒメカゲロウ科(アミメカゲロウ目)(途中)

なんとなく昔から興味を持っていたアミメカゲロウ目のクサカゲロウ科とヒメカゲロウ科の記録種をリストしてみました。

例のごとく配列はバラバラです。適当にしか集められていないのでガバガバです。ご容赦ください。

シノニムも出来るだけチェックしたつもりですが、間違いがあればご教示下さい。

 

クサカゲロウ科 Chrysopidae

クサカゲロウ亜科 Chrysopinae

カオマラクサカゲロウ Mallada boninensis (Okamoto, 1914)
クサカゲロウ Chrysopa intima McLachlan, 1893
・セアカクサカゲロウ Italochrysa japonica (McLachlan, 1875)
・ヒメヨツボシクサカゲロウ Chrysopa cognatella Okamoto, 1914
・マツムラクサカゲロウ Semachrysa matsumurae (Okamoto, 1914)
・ヤマトクサカゲロウ Chrysoperla carnea (Stephens,1836)
・ヨツボシクサカゲロウ Chrysopa septempunctata Wesmael, 1841

アミクサカゲロウ亜科 Apochrysinae

アミメカゲロウ(アミクサカゲロウ)

 

ヒメカゲロウ科 Hemerobiidae

・ホソバヒメカゲロウ Micromus linearis Hagen, 1858
・ミドリヒメカゲロウ Notiobiella subolivacea Nakahara, 1915
・チャバネヒメカゲロウ Micromus numerosus (Navas, 1910)
・ヤマトヒメカゲロウ Hemerobius japonicus Nakahara, 1915
・アシマダラヒメカゲロウ Micromus maculatipes (Nakahara, 1915)

 

ほとんど調査はされておらず、少なくとも種数は2倍以上にはなるはず。文献調査も継続し、ある程度貯まったらまとめようと思う。

 

山口県で採集した昆虫を報告する際のベースになるようなものを作れればと思い、誰に望まれるでもなく少なくない時間と易くない費用を掛けて個人的に文献調査を続けているけども、マイナーなものばっかりやっているので誰の参考にもならない気がしてならない。

でもチョウチョやトンボ、カミキリなんぞはやる気にならない…。コウチュウ目の記録をまとめていきたいのだけれど、入力すべきデータが多すぎて手が止まっている。

 

 参考文献

三時輝久(1988) 脈翅目. pp. 80-81. 山口県の昆虫. 山口県立博物館(編), 山口.
三好和雄 (1968) 特牛・角島の昆虫. 山口県の自然, 20: 42-44.
三好和雄 (1969) 鹿野町とその周辺の昆虫(Ⅰ). 山口県の自然, 21: 11-21.
三好和雄 (1973) 油谷町の昆虫採集記録. 山口県の自然, 30: 26-28.
三好和雄 (1975) 十種ヶ峰付近の昆虫相. 山口県の自然, 32: 26-29.
三好和雄 (1975) 美和町の昆虫相について(その一). 山口県の自然, 33: 22-35.
三好和雄 (1994) アミメカゲロウ目. pp. 15. 光市産昆虫目録. 自刊, 光.
三好和雄 (1999) アミメカゲロウ目. pp. 3. 続光市産昆虫目録№2. 自刊, 光.
三好和雄 (2002) アミメカゲロウ目. pp. 4. 続光市産昆虫目録№3. 自刊, 光.
中尾舜一・野原啓吾・小野隆章 (1996) ミカン園の総合的害虫管理 (IPM) についての実験的研究. 昆蟲, 64(4): 924-945.
野原啓吾(1970) 柑橘害虫の生物的,化学的防除に関する研究 特にヤノネカイガラムシおよびミカンハダニに対する両防除法の併用について. 山口県農業試験場特別研究報告, 23: 1-92.
加藤 勉 (1974) カンキツ園における食蚜性天敵の出現順位. 日本応用動物昆虫学会中国支部会報, 16: 25-31..
加藤 勉 (1969) カンキツ園のアブラムシに対する各種天敵の特異性. 日本応用動物昆虫学会中国支部会報, 11: 20-27..
加藤 勉 (1968) 柑橘園におけるアブラムシの大発生と天敵の働き 日本応用動物昆虫学会中国支部会報, 10: 19-23.
大和町史編纂委員会(編)(1983)大和町史. 1124p. 大和町.
山口むしの会保全委員会調査班 (2014) 美祢市美東町長登地区の昆虫調査. 山口のむし, 13: 121-149.

周辺県で記録されているカマアシムシ類について

以下はImadate et al. (1983)およびImadate et al. (1991)のみの情報です。

今後、追加して行く予定です。

科もバラバラの50音順。

 

岡山県

アサヒカマアシムシ
ウダガワカマアシムシ
カマアシムシ
クロシオカマアシムシ
サイコクカマアシムシ
タカナワカマアシムシ
トサカマアシムシ
フタフシカマアシムシ
ミナミカマアシムシ
モリカワカマアシムシ
ヨシイムシ

 

広島県

アオキカマアシムシ
アサヒカマアシムシ
ウエノカマアシムシ
ウダガワカマアシムシ
カマアシムシ
クロシオカマアシムシ
イカイカマアシムシ
サイコクカマアシムシ
サトカマアシムシ
タカナワカマアシムシ
トサカマアシムシ
フタフシカマアシムシ
モリカワカマアシムシ
ヨシイムシ
ヨシイムシモドキ

 

鳥取県

カマアシムシ
クロシオカマアシムシ
イカイカマアシムシ
サイコクカマアシムシ
タカナワカマアシムシ
モリカワカマアシムシ
ヨシイムシ

 

島根県

アサヒカマアシムシ
ウエノカマアシムシ
カマアシムシ
クメカマアシムシ
クロシオカマアシムシ
サトカマアシムシ
タカナワカマアシムシ
トサカマアシムシ
ミナミカマアシムシ
モリカワカマアシムシ
ヨシイムシ

 

香川県

モリカワカマアシムシ
ヨシイムシ

 

徳島県

カグヤカマアシムシ
カマアシムシ
サイコクカマアシムシ
タカナワカマアシムシ
トサカマアシムシ
ミナミカマアシムシ
モリカワカマアシムシ
ヨシイムシ

 

愛媛県

アオキカマアシムシ
ウエノカマアシムシ
カマアシムシ
クロシオカマアシムシ
イカイカマアシムシ
サイコクカマアシムシ
サトカマアシムシ
タカナワカマアシムシ
フタフシカマアシムシ
モリカワカマアシムシ
ヨシイムシ
ヨシイムシモドキ
和名なし(Nipponentomon uenoi paucisetosum Imadate, 1965)

 

高知県

ウエノカマアシムシ
カマアシムシ
トサカマアシムシ
フタフシカマアシムシ
ミナミカマアシムシ
ヨシイムシ

 

山口県の記録しか拾ってなかったので、これから文献を見直して各県の記録を拾っていく予定です。

現在までのところ、周辺県で記録されている種のうち、山口県での記録を確認できていない種は以下の7種です。

 

アオキカマアシムシ
アサヒカマアシムシ
ウダガワカマアシムシ
クメカマアシムシ
ミナミカマアシムシ
ヨシイムシモドキ
和名なしNipponentomon uenoi paucisetosum Imadate, 1965


局地的な分布を示す特産種がいる可能性もありますが、まだ見れていないモノグラフに掲載されている可能性を祈っています。¥

私も記録できるぐらいの実力を早く見につけたいです。 

山口県のカマアシムシ類(途中経過)Ver.2

山口県内の記録を確認できたカマアシムシ目のリストです。

和名のみで配列は50音順です。

以下の12種が確認できました(2018.6.28追加)。

 


ウエノカマアシムシ

カグヤカマアシムシ

カマアシムシ

クロシオカマアシムシ

イカイカマアシムシ

サイコクカマアシムシ

サトカマアシムシ

タカナワカマアシムシ

トサカマアシムシ

フタフシカマアシムシ

モリカワカマアシムシ

ヨシイムシ

※参考文献

今立(1961), Imadate(1964a; 1964b; 1965), Imadate et al. (1983), Imadate et al. (1991).

 

まだほとんど記録は拾えておりません。

情報大募集中です。

某HPを見てカマアシムシに興味津々です。

山口県のアザミウマ類(途中経過)

アブラムシ、カイガラムシに続きアザミウマ類の県内記録種をまとめました。

例によって途中経過です。まだまだまだ調べるべき文献は…。

手元の資料では以下の15種が確認できました。50音順なのはご勘弁ください。

(その後25種まで記録を確認できました。2018.8.4追記) 

 

アカメガシワクダアザミウ
・アオキアザミウ
・カキクダアザミウ
・キイロハナアザミウ
・クロトンアザミウ
・シナクダアザミウ
・チャノキイロアザミウ
・ネギアザミウ
・ハナアザミウ
・ハラオビアザミウ
・ヒラズハナアザミウ
・フウトウカズラヤドリクダアザミウ
・マメハナアザミウ
・ミナミキイロアザミウ

・ワサビクダアザミウマ(講演要旨しか見つけられず)

 

※引用文献

東浦ほか(2013), KUDO1991; (1992), 三好(1994), 加藤, (1983; 1984; 1985), 西(1992), 大島(1993).

 

私の方でも調査継続中ですが、その他の文献をご存じの方がおられましたらご一報いただけますと幸いです。kawaanago0305@yahoo.co.jp

山口県のアブラムシ類(途中経過)Ver.2

 

まだまだまだまだまだ入力しないといけない文献がたまっていますが…。

入力に疲れたので現時点までに記録を拾えた種をリストアップしてみました。

面倒なので50音順のままで和名だけ。

以下の78種(2018.5.25更新)の記録を拾えました。(その後、200種以上になりました。2018.7.6更新)

 

アカマツミキアブラムシ
アサイボアブラムシ
コモチシダコブアブラムシ 
アルファルファアブラムシ
イスノキオオムネアブラムシ
スノコヒメムネアブラムシ
スノコムネアブラムシ
イスノタマフシアブラムシ
イタチシタアブラムシ
イバラヒゲナガアブラムシ
オカボノアカアブラムシ
オカボノクロアブラムシ
カンスゲノアブラムシ
キククビレアブラムシ
キクヒメヒゲナガアブラムシ
ギシギシアブラムシ
ギシギシオマルアブラムシ
キョウチクトウアブラムシ
ソニンジンヒゲナガアブラムシ
クリオオアブラムシ
クリヒゲマダラアブラムシ
ケヤキフシアブラムシ
ケヤキブチアブラムシ
ゴボウヒゲナガアブラムシ
コミカンアブラムシ
サクラコブアブラムシ
ササキコブアブラムシ
ササヒゲマダラアブラムシ
サルスベリヒゲマダラアブラムシ
シソヒゲナガアブラムシ
ジャガイモヒゲナガアブラムシ
ショウブアブラムシ
スイカズラヒゲナガアブラムシ
スグリクギケアブラムシ
ススキアブラムシ
スモモオマルアブラムシ
ソラマメヒゲナガアブラムシ
ダイコンアブラムシ
ダイズアブラムシ
タイワンヒゲナガアブラムシ
タケノアブラムシ
タケノツノアブラムシ
タケヒゲマダラアブラムシ
タデクギケアブラムシ
チサノミドリアブラムシ
トウモロコシアブラムシ
ニセダイコンアブラムシ
ニワトコヒゲナガアブラムシ
ニンジンアブラムシ
ニンジンフタオアブラムシ
ノアザミフクレアブラムシ
ハゼアブラムシ
ハッカイボアブラムシ
ヒエノアブラムシ
ヒガンザクラコブアブラムシ
フキアブラムシ
ヘクソカズラヒゲナガアブラムシ
ボランヅルヒゲナガアブラムシ
マツオオアブラムシ
マツクチナガオオアプラムシ
マツノエダオオアブラムシ
マツノホソアブラムシ
マメブラムシ
ミカンクロアブラムシ
ミザクラコブアブラムシ
ムギクビレアブラムシ
ムギヒゲナガアブラムシ
ムギミドリアブラムシ
ムギワラギクオマルアブラムシ.
ムシャコブアブラムシ
モモアカアブラムシ
モモコフキアブラムシ
ヤナギフタオアブラムシ
ヤノイスアブラムシ
ヤマトコブアブラムシ
ユキヤナギアブラムシ
ヨメナヒメヒゲナガアブラ
ワタアブラムシ

 

他に未記載とされるのが4種、おそらくシノニムだけども現在の和名もしくは学名が不明なのが4種。 

 

引用文献:Moritsu et. al.(1983), Yano et. al. (1984), 朝山ほか(1991a; 1991b), 加藤(1966;1968; 1969; 1970; 1971; 1974; 1975; 1979), 濵崎ほか(1997), 三宅ほか(1980), 森津ほか(1974), 山口県文教課(1956), 加藤ほか(1988), 角田(2015), 吉村ほか(1995), 古家ほか(1990), 溝部ほか(2017), 進士ほか(1933), 田中(1988), 浜崎(1983), 浜崎ほか(1982), 福田ほか(2015), 寺山ほか(2007), Moritsu(1953),Moritsu et. al.(1971; 1972), 湯川(1958a; 1958b), 幾田ほか(1975), 森津(1951).

 

気になってる文献は後、大学図書館に行けばある程度は揃う。

Rostriaを誰か…

山口県はアブラムシの研究が盛んだった地域ですので、今年は頑張って記録を集めていきたいと思います。

山口県レッドリスト2018・山口県外来種リストが公表されました

密かに山口県希少野生動植物保護対策検討委員会 昆虫類・クモ類専門部会の委員として参加しております。

 

先月の終わりに成果の第一弾が以下の通り公表されましたのでお知らせいたします。

 

山口県レッドリスト2018

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cmsdata/1/8/6/186c440c41b5fec82251dd79d19a0b06.pdf

 

山口県外来種リスト

http://www.pref.yamaguchi.lg.jp/cmsdata/e/4/2/e42f4509659fd21cf952de2d411c8203.pdf

 

レッドリストは甲虫目を、外来種リストは甲虫目とアリ科で関わっております。

 

ほとんどお役には立てていませんが…( ω-、)

今年から始まるブックの執筆にはガッツリ協力させて頂きたいと思います。